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超無謀?! 初めて使うGear360とPremiere ProでVRアプリを作ってみた③-アプリ制作編-

前回の記事では、Gear360で撮影した映像素材をAdobe Premiere Proで編集するところまで行いました。 >Samsung Gear360撮影編はこちら! >Adobe Premiere Pro編集編はこちら!   今回はこれらの素材を使ってInstaVR上でどのようにVRアプリを作成していくのかをご紹介します。フローを作成し、それに沿って素材作成とオーサリング、アプリ制作まで行います。 制作手法にはいろいろな考え方がありますので、ここでの説明は一つの例として参考いただければと思います。   クリエイターは必ずやっている!アプリのコンセプトを作ろう まず初めに、基本的なアプリのコンセプトを作り、機能やコンテンツ制作でどう解決するかを決めておくことが重要です。実際のアプリ開発の制作フローでも最初に行われている行程でます。これはVRであるないに関わらず制作の現場で大事なポイントとなりますです。 今回のアプリのコンセプトは以下の通りです。 ・各楽曲がスムーズに再生できるVR動画プレイヤーアプリ -VRメニュー画面の作成で各楽曲に行き来ができる構造 ・アーティストのファンや彼らを初めて知った方も楽しめるVRライブアプリ -メンバー紹介を動画の各メンバーの上にいれて動画を編集する(Premire Proで完了) -アーティストの紹介をInstaVRのホットスポット機能で入れる -InstaVRのアクション機能でアーティストの音楽サイトに誘導し彼らの他の作品を知ってもらう   これでVRアプリがカンタン♪ フローチャートの作成 まずアプリ全体の構成がどのようなものになるのか図にしていきましょう。 こうして最初に全体を決めて俯瞰できるようにしておくことで迷わず作業を進めることができます。 VRの画面間の遷移を考える上で大事なことは"行き止まりを作らない"ことです。 前に進むだけののコンテンツでは、行き止まりができてしまい、最終的にユーザーはVR空間の中で取り残され何処へも行けなくなってしまいます。 次の画面への入り口を作ったら、同時に戻るための出口もセットで作ることを忘れないようにしましょう。     ★VRメニュー画面って何? VRメニューとはツアー開始前に表示するVR空間内のメニューのことです。 VR動画のヴァーチャルツアーの場合、ツアー開始後、決められた一つの動画コンテンツが再生されます。しかし動画コンテンツが始まる前に、メニューを表示して好きな動画を選ぶこともできます。 今回は2箇所で撮影を行いそれぞれ別の曲を撮影しているので、どの曲が最初になっても問題ありません。しかしどれか1曲に決めてしまうと、それが各ユーザーのすぐ見たい動画ではない場合、見たい動画にたどりつくまでいくつもの遷移が必要となるので親切な設計ではありません。 最初にユーザーに見るコンテンツを選択する自由を与えたい場合は、このVRメニューを最初の画面として表示することが有効になります。 逆に、建築物のような入り口から入って部屋から部屋へ移動するコンテンツや、連続したストーリーを掘り下げるコンテンツは迷う要因となる選択肢は少なくし、コンテンツに集中できるように設計しましょう。 今回のアプリで作成したVRメニュー 参考)GearVRのVRメニュー画面   ■VRメニュー画面の作り方 今回はアーティストのイメージに合わせた背景とボタンをオリジナルで作成していますが、 必要な素材を用意するの基本的な考え方は以下の通りです。 ・背景 上にメニューのボタンが乗って来ますのでシンプルな画像が向いています。ボタンが背景に溶け込んでしまってユーザーに気づかれないことがないように背景とボタンのコントラストはメリハリをつけましょう。 ex)ハワイ:何もない砂浜のビーチや空など単調な景色を背景にし、ボタンはビビッドな目立つカラーにする。建物などはボタンの邪魔になるので避ける、など。 撮影時にメニュー画面を想定した360度画像をいくつか撮影しておくことをオススメします。 もし、適した画像がない場合、Photoshopなどで合成して作成することができます。今回は撮影した360度画像を使用せず合成で作成しました。 また、素材画像提供サイトで購入することもできます。例えばAdobe Stockでは"Equirectangular"で検索すると様々な360度画像が選ぶ事ができます。 ・ボタン コンテンツの内容がわかるサムネイルや画像を使ってボタンを作成しましょう。背景に溶け込まない主張した色合いで作成し、光彩や影をつけることも効果的です。 サイズはどのくらいの大きさにするかによりますが、私が作成するときの目安として300〜500px程度で作成すると多少コンテンツの中で大きさを調整しても綺麗に表示されます。   ■その他、今回作成した素材について [...]

May 30th, 2017|

超無謀?! 初めて使うGear360とPremiere ProでVRアプリを作ってみた②-編集編-

前回公開した、360度カメラ『Gear 360(Samsung)』での撮影についての記事に続き、今回はその映像素材と『Adobe Premiere Pro CC 2017』を使ってカンタンな編集にチャレンジしましょう。この記事ではMac環境でPremiereを初めて触る方向けの内容となっています。 Premiereはプロの映像クリエーターも使用する高機能アプリケーションですが手順通りに行えば初めて触る初心者でも簡単に基本的な編集があっという間にできてしまいます。 編集のゴール ・カメラ映像と別録音声の同期 映像と別に録音したこだわりの音をシンクロさせることができます。 ・映像へのテロップ挿入 曲のタイトルや歌詞など文字を表示してわかりやすい映像に。 ・タイトルのフェイドアウト タイトルの消え方の印象をやわらかくすることができます。 ・必要カットの抜き出しと書き出し 使いたい部分のみ抜き出して映像を書き出すことができます。 ・VRビデオモード機能での再生 Premiereの中でも映像をぐるぐる回して見ることができるのでVR映像編集が便利! まずPremiere Proを初めて立ち上げると見慣れない機能名やツールが連なり目眩がする方も多いでしょう。 これらを細かく説明したサイトはたくさんあるのになかなか身につかない方が多いと思います。作業や作業者によっては使わないものもあるため混乱することもあります。今回は編集の作業内容に特化し、記事を進めたいと思います。   Point0-1. Premiere達人への最初のステップ、プロジェクトファイルとは?! アプリケーションを起動するとこのプロジェクトファイルの新規作成を促されます。このファイルの中で映像の編集を行っていくのですが編集が完了しても、このデータそのものは完成した映像データにはなりません。その名に”プロジェクト”とあるように、制作したい映像の企画(プロジェクト)に関する素材や編集過程のアクションを入れておく箱のようなものです。編集が完了したらプロジェクトファイルからムービー形式のデータに書き出す必要があります。 映像の編集というと素材データをPremiereで開いて直接編集を行うものだと思われる方も多いのではと思います(特に他のグラフィック系ソフトを使った経験のある方)。まずは、このプロジェクトファイルについて理解する必要があります。 ①Premiereを立ち上げて現れる画面から新規プロジェクトをクリック。②プロジェクトの名前を記入しOKをクリック   Point0-2. これが分かればPremiereは怖くない!ワークスペースについて 上記のプロジェクトファイルとそれを開いた画面であるワークスペースの意味を理解すればPremiereで何でも出来るようになります。 ここが一番のつまずきポイントだからです。 ①プロジェクトパネル(素材箱) 映像の編集に必要な映像素材や音源ファイルを読み込んでおく場所です。今回の場合はGear360で撮影した360度映像と別撮りした音のファイルを読み込みました。 Premiere上で作成した素材もこちらに入ります。今回はPremiere上で映像に重ねるテロップの文字を作りましたのでここに表示されます。ここに入れたものをクリップと呼びます。 ②ソースモニター(素材箱専用のサブモニター) 主にプロジェクトパネルに入っている映像や音声素材をプレビューして再生を行うことができます。個々の素材の編集も出来ます。 ③タイムラインパネル(メインの作業台) プロジェクトパネルの素材をここにドラッグして持ってきて並べる場所です。 映像と音を並べて合わせたり、タイムラインの任意のところで文字を入れたり、フェイドイン・アウトを行ったり、主な作業はこちらで行います。 ④ツールボックス(作業道具) タイムラインパネルで作業をするときに必要なツールが入っています。 ⑤プログラムモニター(作業台の完成作品を映すメインモニター) タイムラインパネルでの作業を再生して確認することができます。ここで編集をチェックして完成の判断を行います。 それでは実際に作業をはじめてみましょう!   Point1. ドラッグ&ドロップで素材をとりこむ -プロジェクトパネルでの作業- 今回必要な映像と、別録した音の素材をドラッグ&ドロップでプロジェクトパネルに放り込みます。カンタンな作業ですが素材はプロジェクトパネルを通してでないと使うことができないので必要なものは全てここに入れておきましょう。   Point2. これを忘れると迷宮入り...シーケンスの設定 -プロジェクトパネルでの作業- 初心者の方、素材を取り込んだらシーケンス設定、と必ず覚えておきましょう!これはプロジェクトパネルで生成できます。 ①プロジェクトパネルの右下のゴミ箱の左の新規項目アイコンからシーケンスを選択します。 [...]

April 19th, 2017|

超無謀?! 初めて使うGear360とPremiere ProでVRアプリを作ってみた①-撮影編-

360度カメラである『Gear 360(Samsung)』と映像編集ソフト『Adobe Premiere Pro CC 2017』を使って、InstaVR上で初心者でもカンタンにVR映像アプリを制作してみる手順をご紹介します!! 今回、アメリカのテキサスで開催されたSXSW 2017にて、公式アーティストとして参加した『New Portals』の演奏を撮影し、その撮影から編集、アプリができるまでをご説明します。Gear 360と、この記事があればプロ撮影があっという間にできます。何故なら、私自身、撮影が決まった時点で、持参したGear360を使ったことがなかったにも関わらずなんとか出来てしまったからです。 使用機材 ・Samsung Gear 360(定価:49,550円) ・三脚(3,000円程度) ・固定用テープ(200円程度) ・Galaxy S7[Gear 360アプリ](90,000円〜 ※キャリア一括価格) ・MacBook Pro[映像の吸い出しと編集](128,800円〜) Point0. 持っててよかった!スマホと専用アプリ『Gear 360マネージャー』 Gear 360はGalaxyのスマートフォンと互換性があり、専用アプリをお使いいただくことで直接カメラを操作しなくてもリモートで撮影が可能になります。 (もちろんカメラだけでも撮影や設定は可能ですのでお持ちでない方は飛ばしてお読みください。  ・その他アプリから出来る事 - Gear 360との接続・切断 - リモート撮影、プレビュー録画 - コンテンツ閲覧、スマートフォンでの保存 - Gear 360の状況設定の確認 ※対応端末:Galaxy Note7、Galaxy S7、Galaxy S7 Edge、Galaxy S6、Galaxy S6 Edge、Galaxy S6 Edge +、Galaxy Note 5 アプリをダウンロードしたらカメラとアプリを立ち上げ、カメラ側面の『MENU』ボタンを長押しするだけでスマホのアプリがカメラを認識してくれます。以降は、アプリを開いているときにカメラの電源が入っていれば自動的に認識します。 Point1. 必須!後で気づくと涙目の解像度設定 撮影した映像のサイズは後で綺麗に大きくすることはできません。撮影した画質が使用したいサイズより小さいと、元の解像度を適用サイズまで引き延ばすことになり荒く見えることがあります。 Gear 360の動画の解像度は初期設定で2560×1280となっています。3840×1920まで選択ができますので、使用するサイズが決まっていない場合は最高画質で撮影しておいて編集で必要なサイズに縮小すると良いでしょう。Gear 360に限らないのですが、一般的に180×2枚のレンズが合わさった360度カメラでは前面と背面のレンズで半分の画質となります。4Kであれば2枚のレンズで割って2Kずつ。つまりフルHDと同等の解像度での撮影となります。大きめの素材は小さくする分には画質に問題はないのですが、小さな画像を大きくするのは画質の劣化の原因となります。メモリーカードの容量に余裕があると良いですね。 Gear [...]

April 14th, 2017|

InstaVR BGMやナレーション -音声ファイルの編集について-

InstaVRではコンテンツの中にBGMやナレーションをそれぞれ別のスロットに設定することができます。 静止画であっても音楽を入れるだけでユーザー体験はより素晴らしいものになります。 360度画像のリンクやホットスポットの設定に慣れたら是非、音の設定にもチャレンジして見ましょう。   ナレーションや生演奏はあなたのスマートフォンで録音して作成することができますが、InstaVRで対応するためにはMP3というファイル形式にする必要があります。   BGMとナレーションを同時に設定する場合に注意することは、音の大きさです。 ナレーションはBGMよりも大きい必要がありますし、もちろんBGMは通常音楽を聴くよりも控えめでなくてはいけません。 ナレーションがBGMと同程度〜それ以下の音量のレベルの場合、ナレーションは綺麗に聞き取ることはできません。   音源のトリミングや、ファイル形式やサイズの変更、音量レベルの調整はプロ用のソフトをお持ちでなくても、無料のソフトウェアでも対応できます。例として、Audacityのようなアプリケーションが挙げられます。   BGMやナレーションなどの音の設定に慣れ待ている方は、ぜひ立体音響についてもお試しください! より没入感のあるVR体験が可能になります。

April 5th, 2017|

InstaVR VRのアクセス解析 – ヒートマップ機能の使い方 –

私たちInstaVRのミッションはVR開発に携わる方かどなたでも、開発、公開、データ解析まですべてをカンタンに行えるようにすることです。 今回、お話ししたいのは上記に挙げた3つめのデータ解析についてです。この分野はVRではまだまだ認識されづらいところではあります。 これは、ユーザーがVR空間の中で感覚的に視聴している体験や行動を解析し、コンテンツの有効性の判断や改善することに役立ちまます。 InstaVRで制作されたコンテンツのデータ解析するためには、2つの重要な要素があります。 1つめは数値解析で、プロ版をご利用のユーザーはInstaVRのプロジェクトを彼らのGoogle Analyticsのアカウントに紐づけることが可能です。 ここではシーンごとの合計閲覧数やホットスポットにアクセスされた数など、特定のアクションに関するデータを得ることができます。 そして2つめはヒートマップです。これはInstaVRの特徴的な機能で、以下に詳細にご説明します。 ★ヒートマップとは ヒートマップはVRコンテンツの中でユーザーがよく見ているポイントを視覚的に表現したものです。 データ解析に不慣れな方でも見た目で直感的に、どの場所をユーザーは興味深く見ているかを把握できるようになっています。ヒートマップの色分けは数値によってされており、赤色が最も視点が集中している場所でそれ以下はだんだんブルーに近くなっていきます。 ヒートマップ自体は古くから存在していますが、視覚的な体験を提供するVRでの使用はとても適しています。InstaVRのヒートマップは、データを取得する時間の範囲(1日、1週間、1か月など)のカスタマイズや数値をCSVでエクスポートすることが可能です。 ★何に使うべきか ユーザーにより使用目的は異なりますが、積極的にVRコンテンツ制作に取り組んでいるクリエイターはこのヒートマップを利用してVR体験の有効性を判断し、より良いコンテンツへとヒートマップを見ながら繰り返し改善を行なっています。 作者が意図したところへユーザーが注目しているか、視点が分散し迷っていないか、思いがけないところへユーザーの視点が流れていないかなどを調査ができるのです。 以下は、InstaVRのヒートマップを参考に活用するポイントを3つご紹介します。 1. Hotspotの配置場所の決定 Hotspotはアイコンへの注視により表示される写真、映像、音声です。360度空間の球体の内面上に貼り付けるように設置でき、高いユーザー体験とインタラクティブ性を向上できます。 このHotspotを、ヒートマップでユーザーが最も興味を引いている場所へ置いたり、また、まだユーザーが注目していないところを目立たせるための施策として置いたりすることができます。 2. Hotspotの配置場所が有効かどうか Googleアナリティクスとの連携により、どのくらいHotspotのアクションが行われたか数値を得ることができます。その数値とHotspotの配置されているポイント周辺のヒートマップの値から、そのHotspotのアクションがコンテンツ全体の体験に価値があるものかどうかを考えることができます。 3. コンテンツ開始ポイントの有効性 360度イメージを制作するにあたり、その空間のどこをコンテンツ開始時に視線の前に持ってくるかはとても重要なポイントです。 常識的にコンテンツ開始時に最初に表示される画を人の目は必ずとらえます。しかし、即座にその視線が別のところに強く引き寄せられている場合、そのコンテンツの開始ポイントは正確でしょうか? VRのコンテンツの制作意図として最小限に頭部の動きを抑えることは酔いの防止や優れたユーザー体験につながります。そのコンテンツ開始位置が適切かどうかヒートマップを参考に見直すことができます。 ★ヒートマップを使用するのはどんな人? 全ての方に活用していただきたい機能です。特に今までWebサイトでデータ解析を行ってきた方やマーケティング担当者にはCSVへのエクスポートを含め大変関心をいただいています。 不動産業での活用では、紹介する物件のVRツアーの中で部屋のどこに注目されているのか把握することができ、必要に応じてHotspotを追加し、注目されているインテリアなどのクローズアップや詳細な説明を加えることができます。 建築家は3Dレンダリングされた設計図のどの部分がクライアントの関心を引いているかを知ることが可能です。 また、教育関係では、美術館や教材のVRツアーで学生がどこに注目しているかを把握することができます。 VRコンテンツの企画や提案をするにあたり、どのように効果測定をしたらよいかとご相談をいただくことがありますが、いちばんオススメしたいのはこのInstaVRのヒートマップ機能を活用いただくことです。 ぜひ、お試しください!

April 3rd, 2017|

InstaVR モバイルVRアプリ制作のススメ① ーなぜモバイルVRアプリがいいの?ー

昨年、2016年はVR元年と呼ばれ、HTC Vive、Oculus Rift、Google Daydream、PlaystationVRなど主力プラットフォームの新製品リリースが相次ぎました。 VRヘッドセット製品の発売やそれらを所有するFacebookやGoogleなどトップ企業の動向は世界中の関心を引き、相次いで報道されるとともにVRゲームなどの関連コンテンツも多くリリースされています。 しかし、様々なVRコンテンツを企画するプロデューサーからすると、iOS、Androidのスマートフォンというモバイルプラットフォームこそが最もカンタンにアクセスしやすく、最も幅広く多くのユーザーにリーチしやすく、実用的なプラットフォームであることの認識が重要となっています。 まず、世界中でAndroidやiOSのスマートフォンが何台使われているかご存知でしょうか? なんとAndroidで14億台以上、iOSで7億台以上にのぼります。紙製VRゴーグルであるGoogle Cardboardは1000万個以上を出荷しています。 これらの数字は、昨年HTC ViveとOculus Riftの売り上げをはるかに上回っています(それぞれ約50万台づつ)。 上記二つの高性能ヘッドセットは価格を下げるなど工夫をこらしてはいるものの、やはり今後の動向としてはAndroidやiOSのスマートフォンとGoogle Cardboardのような簡易ゴーグルとの組み合わせで視聴するユーザー層が最大のVRマーケットと成りうるでしょう。 この簡易的なVRゴーグルは数百円から千円程度で購入できます。 もう一つ、アプリの配布方法について。 作成したアプリをiTunesとGoogle Playに公開するには、それぞれのデベロッパーアカウントが必要ですが、そのアカウントの取得方法はOculus Storeに公開するよりもはるかに簡単です。 そして多くの企業は既に他のスマートフォンアプリを制作した時に開設したアカウントを持っている場合も多いので、そのまま同じアカウントで同じ方法でVRアプリをリリースすることができます。 また、現在注目されているGoogle Daydreamについてはアプリの審査が通常のアプリよりかなり厳しくなっています。今のところ高品質のトップ企業によるコンテンツのみが選別されている状況です。(2017/03現在) その他、iOSとAndroidのアプリが優位なのはヘッドセットを使用しなくてもコンテンツが楽しめることでもあります。 たとえば、あなたが何かのデモを即興で行わなければならない場合、Oculusなどの高性能ディスプレイはマシンの持ち運びや立ち上げがとてもネックであるし、スマートフォンであってもいちいちゴーグルをセットしたりするのは煩わしく時間が必要です。 まずスマートフォンは現在ほとんどの人が持っている端末で、誰もがそのコンテンツを自分の端末で見ることができます。そしてスマートフォンの主要な機能のジャイロを使って360度コンテンツの動作が可能です。 実際、様々な展示会ではVRヘッドセットを使用することなく、iPadなどの画面の大きなタブレットでコンテンツを表示し、一度に多くの来場者にデモを行うことが多くあります。 対個人のデモではVRヘッドセットを使用しより没入感のあるデモを行い、大勢の場面では端末のディスプレイに表示して誰もが見られるように行うなど、柔軟にコンテンツを活用することができます。 InstaVRを使ってモバイルVRアプリを制作する利点は、たった数分でエンジニアやクリエイターではなくてもカンタンにこのVRアプリを作成できる他、もし既存のアプリがあればその中にInstaVR SDKを組み込むことができることです。 すでに多くユーザーにインストールされているアプリを持っている場合も新規でアプリを制作し0からユーザーに届けるといった必要はなく、VRコンテンツを既存アプリの一部として組み込むことが可能なのです。 iOS、Android、Google CardboardへのアプリのパッケージはInstaVRのプラットフォーム上で簡単に行えます。 InstaVR™は世界10,000社以上に導入されているVRアプリ作成ツールです。 VRアプリを素早く簡単に作成し、ウェブ、iOS/Androidアプリ、Gear VRアプリ、HTC Viveアプリなど様々なVRプラットフォームにワンクリックで配信することができます。 実績あるInstaVRをぜひお試し下さい。

April 2nd, 2017|

InstaVR 空間音響(Spatial audio)について

★空間音響(Spatial audio) VRにおける空間音響(Spatial audio)とは、ユーザーが頭を動かす方向に基づいた音響を可能にする技術のことです。 たとえば、ヘッドセットをしていても頭の後ろから聞こえる音は、そちらに顔を向けると、顔の正面から聞こえる音となります。 通常のヘッドセットから聞こえる音はどちらに向いても同じように聞こえたり、自分が向く方向へ追随してくるものですが、この機能を使えば、より自然界の音に近い音響空間を再現することができ、VRの視覚表現に加えてさらなる没入感をユーザーに与えます。InstaVRではこの空間音響の設定も簡単に行えます。 ・空間音響は臨場感あふれる体験を提供 ・体験者にコンテンツをより強く印象付けることができます。360度空間の中のユーザの視界の外で起きることに気付かせることができます。 ★使い方 Facebook 360 Spatial Workstation Tool(※)から.tbeファイルを指定してエクスポートします。 ※Facebookより無償で提供されているVRコンテンツ用の空間音響を設計するためのソフトウェアです。 Spatial Workstation – Windows Spatial Workstation – OSX Spatial audioはiOS、Android、Gear VR、HTC Viveで再生できます。 ★トラブルシューティング .tbeファイルが作成できない場合 →tbsファイルを生成するには、8 Channel Spatial Workstation形式を使用する必要があります。

April 1st, 2017|

InstaVR イベント登壇 Ricoh Theta Unofficial Guide Meet Up 2017/2/28 US スタンフォード大学

2017/2/28 アメリカ、カリフォルニアのシリコンバレーにあるスタンフォード大学キャンパスにてRicoh Theta Unofficial Guide Meet Upが行われ、InstaVR セールス・マーケティングマネージャーのAndrew Woodberryが登壇いたしました。 このイベントは、シリコンバレーの学生やVRに興味を持つユーザーが参加し、特別な知識を持たなくてもVRアプリケーションを制作することができる可能性についてディスカッションができる素晴らしい機会となりました。 そして、ステッチ作業を必要としない360度カメラTHETAと、プログラミング知識や特別なマシンやソフトを必要としないInstaVRとの組み合わせはあらゆるユーザーに没入感や感動の体験を驚くほど簡単に提供できるものとして参加者の興味を引くものとなりました。 Andrewは“Making Money With VR“と題して、VRを活用してのマネタイズの可能性を探る講演を行いました。フォーカスした点は、VRコンテンツの主なプラットフォームと、それを活用しどのようにビジネスを構築するかについて。 InstaVRのユーザーは、THETAとInstaVRのアカウント、たったそれだけを使ってビジネスとして効果のあるVRコンテンツを制作しています。 これらのビジネスは不動産、広告代理店、PR会社、制作プロダクションなど様々な分野にまたがりますが、共通しているのはVRが会社をより目立たせるための役割を持っていることです。 講演の冒頭、Andrewが参加者の中でどれくらいの人がVRアプリを制作したことがあるかを質問したところ、手を挙げたのはたったの2〜3人でした。 しかし、VRゴーグルやヘッドセットを使用してVRコンテンツを体験したことのある人を尋ねたところほぼ全員の手があがりました!(これは日本でも同様の光景です!) これからわかることは、VRに対する人々の熱意や興味はものすごく、まだ大きな可能性を持っているものの、THETAやInstaVRのようなツールでVRコンテンツを簡単に作成でき、アプリを数分でiTunesやGoogle Playストアに申請できることに気づいている人はまだまだ少ないということです。 InstaVRを使えばWebサイト作成をするような感覚、いえ、もっと気軽にVRコンテンツを作成することができます。HTMLコーディングの知識も必要なく、全てがクリック作業でたった数分で完了します。 しかもその短時間で作成したアプリがビジネス利用にも耐えうる高い品質を保っています! このイベントではアメリカ海軍でのトレーニングアプリ開発でのVR活用を伺ったり、日本からも大手メディアからもご興味いただくなど、様々な方にお声がけいただきました。 InstaVRは世界中で12,000以上のユーザーがサインナップしており、その業種の幅広さは認識していましたが、直接その熱意やInstaVRへのご興味をお話いただくことは大変貴重な経験となりました。 THETA Unofficial Guideの共同管理者であるJesse Casman氏からは、講演でTHETAを使用した撮影方法についてお話いただきました。 通常、多くの人がTHETAでの撮影を行う際、三脚や自撮り棒に取り付けて撮影することがほとんどだと思います。これは大学キャンパスや不動産の室内のバーチャルツアーを制作するのに向いています。 他には、ドローンにTHETAを取り付けて行う撮影で、トレーニング、セキュリティ、マーケティングなどに親和性があります。またソフトウェアを使用してライブストリーミングも可能になります。 THETA、InstaVRの機能やそれらをとりまく周辺機器は日々進化しており、これからも多種多様なVRの可能性が広がることでしょう!

March 31st, 2017|

InstaVR “New Portals” LIVE Recording at SXSW2017 Music from Ireland!

深夜のライブから数時間後の朝、同じくダウンタウンにあるアイリッシュパブB. D. Riley'sで再びNew Portalsと集合。 お互いほとんど寝ていない中、エネルギッシュに演奏の準備を開始。 私も念入りにカメラのチェック。11:00AMのライブ撮影に挑みました! 今回はカメラ本体に貼り付けるテープ面積はできるだけ少なくして、幅も細く、スパイラル状にして巻きつけることでしっかり固定しつつテープの面があまりカメラに張り付かないようにしました。 撮影を開始すると、予想が当たったのか、今回は最後まで無事に撮影が完了。 午前中にもかかわらず満員の会場でライブは大盛り上がりでした! 今回、合計3回、彼らのライブに密着し撮影を行いました。 360度映像で見ると写っているものの中心は遠くに見えることが多いのでカメラの位置はなるべくアーティストの近くに置きたいと思って配置を考慮していましたが、 実際には「カメラはもう少し遠くにおいてもらえないか」とアーティスト側から申し出があり、少し離した場所での設置をしました。 確実にカメラが原因かどうかは不確かですが、近くにカメラを置いた時に、撮影中マイクや他の電子機器に障害がいつもより多く見られたので、wifi経由で撮影の制御や撮影中の映像をスマホでモニタリングしているGear360が原因かもしれないとの話になりました。 これについては実証できていないので参考までにしていただければと思います。 また、なにかご意見がありましたらぜひお寄せいただけると嬉しいです。 こちらのライブの様子も後ほど皆様にお届けできればと思います!

March 22nd, 2017|

InstaVR “New Portals” LIVE Recording at SXSW2017 official showcase!

AustinのダウンタウンにあるアイリッシュパブCU29で"NEW PORTALS"のライブパフォーマンスを撮影しました。 Trade show最終日、この日から盛り上がり始めるMusic Showcaseのひとつで深夜1時スタートというOfficial Showcaseです。 しかしこのライブではトラブルに見舞われほとんどの曲が撮影に失敗してしまいました。 まずTrade Showで展示していた三脚の所在が分からなくなってしまっていました。 急遽Trade Show会場で一緒に探してくれた設営スタッフにガムテープをもらい、New Portalsにはライブ会場で三脚代わりになるマイクスタンドを調達してもらいました。 そこでGear360をテープでしっかり固定して動作確認を行って撮影に挑んだものの、本番の撮影中、数分でカメラが何度も止まってしまう事象が発生しました。 何度やり直しても早ければ数十秒でカメラは停止してしまうのです。 ライブ終了後、カメラがいつもより熱くなっていたので、どうやらテープでしっかり固定しすぎて排熱ができていなかったことが原因だろうと推測。 急遽、数時間後の朝、別の会場で行うライブで撮り直しを行うことにしました。 原因も推測でしかなかったのと、撮影してすぐ私は空港に向かわなければならないギリギリの時間でちょっとした賭けとなりました。

March 22nd, 2017|