ネイティブVRアプリがWeb VRよりも優れている理由

Web VRの品質は向上しています。しかしながら、それでもなおGear VR、Google Daydream、Oculus Rift、HTC ViveなどのネイティブVRアプリが依然として最善の選択肢である理由について紹介します。

私たちはWeb VRを高く評価していています!以前InstaVRではWebVRへのパッケージはPRO版ユーザーのみの機能でしたが、現在は無料版ユーザーを含むすべてに提供をし、とても多くご利用をいただいています。しかし、Web VRは、iOS、Android、Gear VR、Google Daydream、Oculus Rift、HTC ViveのようなネイティブVRアプリを宣伝するのに最適な方法なのです。InstaVRはこれらすべてのプラットフォームへの出力に対応しております。

Web VRは進化していますが、VRアプリと比べると、まだ初期段階です。特にノートパソコンやGoogle Cardboard搭載のスマートフォンでは、VRアプリでの体験には匹敵しません。この記事では一般的な誤解を解消し、なぜWeb VRだけに頼ってはいけないかを伝えたいと思います。

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動画を利用する場合は、モバイルVRアプリが最適

過去18ヶ月間で、360度の静止画から360度の動画へと劇的な、ある意味想定通りの変化が見られました。これは、360度カメラの機能が改善され、Insta360 Proや新しく発売されたRicoh Thetaなど、4K以上の解像度で撮影できるカメラが市場に出回ったことによる影響が大きいです。 VRの未来は動画にあります。

しかしながら、現在のWeb VRは、静止画像に力を注いでいます。例えば、Web VRのフレームレート(FPS)は、一般に20fps以下です。20fpsがどれくらいかと例をあげると、多くの人は60fps未満の映像では、カクカクした動きや荒い解像度のためVR酔いを引き起こす結果となります。したがって、Web VRの動画視聴者の多くは、 不愉快な経験をすることになります。

360度動画は、Samsung Gear VRのような高性能モバイルヘッドセットや、Oculus RiftやHTC ViveのようなPCに繋がれた高性能VRシステムを使って、利用がされています。もし360度動画を利用して、魅力的なVR体験を作成しようと考えているなら、ぜひ視聴者が楽しんで視聴できる最善の環境を整えてください。

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ネットワーク環境に依存しないモバイルVRアプリ

はっきり言ってしまうと、360度VR体験には多くの帯域幅が必要です。モバイルアプリケーションは、通常オリジナルデータをそのまま利用している場合には、サイズが大きくなります。 iOS、Android、Gear VR、Google DaydreamなどのモバイルVRアプリをダウンロードする場合は、Wi-Fiまたは高性能モバイルデータネットワークに接続することがベストです。

しかし、それはWeb VR利用時に限った問題です。ユーザーがどこからVR体験にアクセスするのかは分かりません。3Gネットワークから、あるいは最悪の場合、使用量が制限されたモバイルプランを使っている可能性があります。さらに、モバイルでの接続には問題があります。以前、展示会に出席していた時に、建物の影響でモバイルネットワークにアクセスすることが困難な経験をしました。ネットワーク接続が必要な360度VR体験を見せる必要がある場合、この状況は非常に危険です。 (注:HTML 5の登場で、Web VRをオフラインで実行することが一部可能になりましたが、すべての問題が解消されている訳ではありません)

VRアプリケーションをモバイルにダウンロードして、ローカルで実行する方法が ベストです。これにより、バッファリングや、接続の低下、加速度センサーの問題が軽減されます。GearVRを利用してローカルで再生されるネイティブアプリでのVR体験は、これらの潜在的な問題を全て解消します。 (サムスンのスマートフォンの充電だけはお忘れなく!)展示会やセールスミーティングのよう重要度の高いプレゼンテーションでは、ネットワーク環境の良し悪しをモバイル接続の神に委ねることはできません。

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Gear VR、Google Daydream、Oculus Rift、HTC Viveは長時間のVR体験に最適です

研修のためのVR、教育のためのVR、採用のためのVRなど、企業でのVR利用のほとんどは、高性能VRヘッドセットに最適な長時間のVR体験を必要としています。以前導入事例でも、InstaVRを利用して新入社員を育成するためのアプリを作成し活用いただいている様子を紹介しました。これらのアプリのほとんどは、上記のプラットフォーム、特にGear VRを使って運用されています。

理由はとてもシンプルです。 Gear VRのようなプラットフォームは、完全な没入感を得ることができ高い品質にもかかわらず、使い勝手がよく、とても手軽に利用できます。Web VRのほとんどは、Google Cardboardのようなエントリーレベルのヘッドセットとスマートフォンで利用されていますが、没入型ではなく、長時間の視聴には向いていません。Gear VRは、スマートフォンのSDストレージにVRアプリを保存できるため、長い時間のアプリへも対応できます。

さらに、Gear VR、Google Daydream、Oculus Rift、HTC Viveのヘッドセットはすべて、ハンドコントローラを組み合わせて使うことができます。視点ベースのナビゲーションよりコントローラーを使うことでより操作がしやすくなります。

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結論

InstaVR PRO版ユーザーは、主要なVRヘッドセットのいずれにもアプリの作成と出力ができます。より多くの人たちが利用できるプラットフォームを選択したいと考え、WebVRを選ぶ人が多いかもしれません。しかし、多くの企業での導入事例、特に動画を使用した長時間のVR、またはエンタープライズ用途の場合、特定のハイエンドヘッドセット用に開発されたアプリを公開する方が優れいていると言えます。

Web VRはまだ開発の初期段階です。InstaVRは、Web VRは作成したアプリのプレビューを公開するための利用をお勧めします。最終的なVR体験には、お客様のニーズに最も適したプラットフォームをお選びください。InstaVRでは主要なプラットフォームをすべてご利用いただけるため、どれか一つに決断する必要ありません。