2019年3月19日

「Oculus Quest(オキュラスクエスト)」は買うべき?一体型VRヘッドセットの特徴・機能まとめ

「Oculus Quest(オキュラスクエスト)」は買うべき?一体型VRヘッドセットの特徴・機能まとめ

この記事のポイント

Oculus Questの特徴は強力なトラッキング機能
PCやケーブル、外部センサーの設置なしに、ヘッドセットとコントローラーだけで、高品質なVR体験が可能となります。
高解像なVRコンテンツや手軽にトラッキング機能を使いたい場合に最適
64GBの容量があり、PCやケーブル、外部センサーが不要なため、手軽に没入感の高いコンテンツを楽しめます。
Oculus Questは購入することをオススメします
ビジネス利用を考えるなら、待つ必要はありません。今すぐOculus Goをいくつか購入し、次に春にOculus Questを購入するのが合理的

Oculusは太平洋時間2018年9月26日10:00(日本時間では27日2:00)から、開発者向けイベントOculus Connect 5(OC5)の基調講演をおこないました。
大きなニュースは、Oculus Questヘッドセットの2019年のリリースです。
これは強力な一体型VRヘッドセットで、PCやスマホを必要とせず、位置や手のトラッキングも兼ね備えており、PC向けのOculus Riftと同じく「VRの中で身体を動かす」という没入感の高い体験が可能となります。

InstaVRをフォローしている人なら、InstaVRがOculus GOに関する機能が豊富にあることをご存知かと思います。
Oculus GOは、携帯性が高く、没入型もあり使いやすく、そして比較的手頃な価格です。
特にセールス、マーケティングやトレーニングを受けているお客様にとって、これは完璧なヘッドセットです。
しかし、ここ2週間でさまざまな人々から次のような質問が寄せられました。
「今すぐOculus Gosを購入するか、2019年のOculus Quest発売まで待つべきですか?」と。
今からお答えしたいと思います!

Oculus Questのメリット

6DoF(頭の動きと身体全体の前後左右上下の動きをトラッキングする機能)

Oculus Questは、2つのハンドコントローラーと6DoF(頭の動きと身体全体の前後左右上下の動きをトラッキングする機能)を備えた、一体型VRヘッドセットです。
ヘッドセット前面の四隅に内蔵されたカメラを使うことで、「VR内での上下左右前後への移動」が可能となるほか、付属のハンドコントローラーのハンドトラッキングも同様に行うことで、VR(バーチャル・リアリティ、仮想現実)内で手を自由に動かすことができます。
残念ながらOculus GOには3DoF(頭の動きをトラッキングする機能)しかありません。
また、Oculus Riftとは異なり、物理的な位置をヘッドセットに伝えるために部屋に外部センサーを設置する必要がないため、ケーブルもありません。その点で、Questは本当に特別です。

Qualcomm Snapdragonプロセッサ搭載

Qualcomm Snapdragonプロセッサを搭載。おそらくほとんどのユーザーには必要ないレベルのスペックですが、ゲームをする場合や高画質のビデオを視聴するのに最適です。

高解像度のディスプレイと安定したスピーカー

Goのように、内蔵スピーカーがしっかりしたオーディオを提供します。
また、片目だけで1,600 x 1,440ピクセルを出力します。これは、Goよりもはるかに鮮明で現実世界の変わらない映像を映すことができます。

Oculus Questのデメリット

Oculus GOより価格が高い

Oculus Questの販売予定価格は64GBモデルが49,800円です。これはOculus GOの2倍近くの価格です。
高い解像度や6DoF(頭の動きと身体全体の前後左右上下の動きをトラッキングする機能)などの追加機能を必要とし使用しようとしている場合は購入するべきだと思いますが、不要な場合はほかのヘッドセットを検討しても良いかと思います。

2019年5月21日の発売予定

OculusはGoの発売予定日にやや遅れました。Oculus Questが遅れるという保証はありませんが可能性はあります。
2019年4月30日から5月1日の2日間は、Facebookが毎年開催する開発者会議「F8」が開催予定です。F8では例年、様々な新情報の公開や新発表が行われます。2018年のF8では、会議の開催と共にOculus Goが発売され、大きな反響を呼びました。Oculus Questは、2019年のF8開催と共に発売される可能性が高いと考えられます。

Oculus Quest

Oculus Questに最適な利用ケース

一体型VRヘッドセットには多くの使用例があります。初期はゲームに焦点を当てており、内蔵の位置センサーとハンドコントローラーによって、どこからでもVRゲーマーになることができます。
Oculus Questが使用する場所に依存しない点は非常に重要です。現時点では、位置センサーを内蔵したヘッドセットは多くありません。
しかし、ゲーム利用しないInstaVRクライアントにとっては、以下がOculus Questを待って購入することを検討する主な理由になると思います。

非常に高画質なVRビデオを作成している場合

Questには、Goと同様に、64GBのストレージがあります。現時点で、InstaVRの先進的クライアントのほとんどは、Go用の4Kビデオを撮影およびレンダリングしています。しかし、新しいInsta360 Proを使えば、8KでVRアプリを作成して公開・視聴することができます。8Kなどの高解像度の視聴が快適になると予想できます。

手軽にトラッキング機能を使用したい、
ヘッドセットの快適さ、フィット感、外観を非常に重視する場合

Goよりもプロフェッショナルで未来的なヘッドセットデザインとなっています。
2つのハンドコントローラーは、Goよりも高機能です。ヘッドセットの見た目やフィット感が非常に重要な場合(販売プレゼンテーション用など)は、Goを超えるQuestを使用することでさらにVR体験をより良いものにできます。

Room Scale / 6DoF用のコンテンツを作成している

6DoF用のコンテンツの再生には、Oculus Questは最高のヘッドセットとなる予定です。
Oculus RiftやVive Focusのようにケーブルで繋げて利用しないので、RiftやViveを所有している場合でも、旅行やプレゼンテーションの目的で、399ドルをモバイル対応のヘッドセットに投資する価値があります。

Oculus Questのスペック

細かなスペックや、同時発売予定のOculus Rift S(オキュラスリフトエス)との違いについて気になる方は、以下の記事をご覧ください。

2019年5月21日発売予定「Oculus Quest(オキュラスクエスト)」最新情報
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「Oculus Quest」「Oculus Rift S」「Oculus Rift」どれを買うべき?比較まとめ
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Oculus Questの購入をオススメする理由

ほとんどのユーザーにとって、Questの機能は必要ないかもしれません。
しかし、ヘッドセットの性能が日々進化しているように、360度カメラの性能も進化しています。
最新のモバイルカメラでさえ8K撮影が可能で、優秀な手ブレ補正がついています。
リーズナブルな価格であることを考えると、今すぐOculus Goをいくつか購入し、2019年の春にOculus Questを購入するのが合理的かもしれません。ヘッドセットなしでただ待つのは、ビジネスの機会を逃すため良い選択だとは思えないからです。