2019年6月14日

どちらがオススメ?VRの6DoFと3DoFの違いをご紹介

どちらがオススメ?VRの6DoFと3DoFの違いをご紹介

VRにおけるDoFの意味について知っていますか?
3DoFと6DoFでは、VR体験の内容が異なってきます。3DoFと6DoFの意味と違いだけでなく、どのような利用にオススメなのか、どんなVRヘッドセットが発売されているのかもあわせてご紹介します。

DoF(自由度)とは?

DoFはDegree of Freedomの略称です。
VR体験内で動きまわったり、周囲を見回したりするためには利用者の動きをトラッキング(追跡)する必要があります。
この時にトラッキングできる動きの方向(種類)の数を3DoFや6DoFとして示しています。
3DoFより6DoFの方がVR体験内でさまざまな動きができます。

3DoF(3自由度)とは?

3DoFはVR体験内でできる動きが3種類あることを示しています。
主に、ヘッドセットの向きをトラッキングします。
具体的には、頭の傾き、頭の上下の動き、頭の左右の動きの3種類に対応しています。

頭を傾ける人のイラスト、頭を上下に動かす人のイラスト、頭を左右に動かす人のイラスト

6DoF(6自由度)とは?

6DoFはVR体験内でできる動きが6種類あることを示しています。
主に、ヘッドセットの向きとヘッドセットの位置をトラッキングします。
具体的には、3DoFの動きに加えて、身体の上下の動き、身体の前後の動き、身体の左右の動きの6種類に対応しています。

3DoFと6DoFでのVR体験の違い

3DoFと6DoFではVR体験内でどう違うのかというと、ジェットコースターに乗るのと同じように、ある場所に座って体験する形式のVR映像や動画視聴を主とする場合は3DoFで十分です。
しかし、実際に自分で移動してモノを探したり、飛んでくる物体を実際に身体を動かして避けるようなVR体験は6DoFでないとできません。

3DoFと6DoFが存在している理由

簡単にいれば、コストの問題です。
Oculus Questが発売されるまでは、ほとんどの6DoF対応VRヘッドセットを利用する場合、ヘッドセットとハイスペックPCやPS4、外部センサーを接続する必要がありコストがかかりました。
その点、3DoF対応VRヘッドセットはダンボールでできたGoogle Cardboardを代表とするように、手持ちのスマートフォンにアプリをインストールしてヘッドセットに差し込むだけでVR体験が可能です。
現在、ほとんどの人がスマートフォンを持っていることを考えると、3DoFでのVR体験は安価に始めることができます。

3DoFヘッドセット

さまざまのVRヘッドセットが発売されていますが、その中でもオススメの3DoF対応VRヘッドセットをご紹介します。

Oculus Go(オキュラスゴー)

Oculus Go(オキュラスゴー)

Oculus社が発売している3DoFの一体型VRヘッドセットです。
スタンドアロンVRヘッドセットとも呼ばれていて、PCやスマホなどの外部機器やセンサーに接続する必要がなく、ヘッドセット単体で独立して動作します。
価格は32GBモデルが23,800円、Oculus StoreからさまざまなVRアプリをダウンロードして使用することができます。

Oculus Go
価格(日本国内) 32GB:23,800円
64GB:29,800円
ストレージ 32GB / 64GB
購入方法 公式サイト / Amazon
解像度 2560×1440
ディスプレイ LCD(液晶)
リフレッシュレート 60Hz / 72Hz
トラッキング 3DoF
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 821
視野角 100度
重量 468g
本体サイズ 190mm×105mm×115mm
外部センサー 不要
PCとの接続 不要
ヘッドホン / スピーカー 内蔵
コントローラー Go用コントローラー×1
瞳孔間距離調整(IPD) なし

2019年6月現在の情報です。

Gear VR(ギアブイアール)

Gear VR(ギアブイアール)

Oculus社が、スマホの「Galaxy」シリーズを提供しているサムスン社と共同で開発した3DoFのVRヘッドセットです。
すでにGalaxyを持っている場合は、Gear VR本体にGalaxyをはめこむだけでVR体験を始めることができます。高性能なパソコン、専用機器、配線コードなどは一切必要ありません。

Gear VR
価格(日本国内) 15,800円
購入方法 Amazon
トラッキング 3DoF
視野角 101度
重量 345g
本体サイズ 207.1mm×120.7mm×98.6 mm
外部センサー 不要
PCとの接続 「Galaxy」シリーズのスマートフォンとの接続が必要
対応可能な「Galaxy」シリーズ Galaxy Note8
Galaxy S8 / S8+
Galaxy S7 / S7 edge
Galaxy Note5
Galaxy S6 / S6 edge / S6 edge+

2019年6月現在の情報です。

6DoFヘッドセット

さまざまのVRヘッドセットが発売されていますが、その中でもオススメの6DoF対応VRヘッドセットをご紹介します。

Oculus Quest(オキュラスクエスト)

Oculus Quest(オキュラスクエスト)

Oculus社が発売している3DoFの一体型VRヘッドセットです。
Oculus Go(オキュラスゴー)の上位機種となっており、解像度やトラッキング機能など、全ての性能に置いてOculus Goより高性能となっています。
また、PCやスマホなどの外部機器やセンサーに接続する必要がなく、ヘッドセット単体で独立して動作します。

Oculus Quest
価格(日本国内) 64GB:49,800円
128GB:62,800円
ストレージ 64GB / 128GB
購入方法 公式サイト / Amazon
解像度 2880×1600
ディスプレイ OLED(有機EL)
リフレッシュレート 72Hz
トラッキング 6DoF
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 835
視野角 100度
重量 571g
本体サイズ 193×222×105mm
外部センサー 不要
PCとの接続 不要
ヘッドホン / スピーカー 内蔵
コントローラー Oculus Touch×2
瞳孔間距離調整(IPD) あり

2019年6月現在の情報です。

Oculus Rift S(オキュラスリフトエス)

Oculus Rift S(オキュラスリフトエス)

Oculus社が発売している6DoFのVRヘッドセットです。
Oculus Riftの改良型デバイスです。
PCとの接続は必要ですが、外部センサーを必要とせず、トラッキングができるようになり、より簡単に使いやすくなったヘッドセットです。

Oculus Rift S
価格(日本国内) 49,800円
購入方法 公式サイト / Amazon
解像度 2560×1440
ディスプレイ 液晶
リフレッシュレート 80Hz
トラッキング 6DoF
視野角 110度
外部センサー 不要
PCとの接続 必要
瞳孔間距離調整(IPD) あり(ソフトウェア側で調整)

2019年6月現在の情報です。

まとめ

3DoFと6DoFとの違いは理解していただけましたか?
視聴メインのVR体験は3DoF、動作や移動を伴うVR体験は6DoFがオススメです。